2022.07.23 15:00温泉合宿に行きたい話「あたしはパス」 目の前のフォークを掴もうと身を乗り出しながらのとみが呟いて、コンソメスープを啜っていたゆあれが、ごぼ、と言った。「ちょっと、やめてよ」 隣で、しっしっと手を振る冬嶋に、ゆあれが何事か口の中でもにょもにょと呟く。ごめん、だそうです、という顔を蔦子がして、ゆゆしと桜間が温かく頷いてみせた。「伝わってるよ」「わかるよ」「優しすぎ」 冬嶋が口を尖らせ、サラダのミニトマトにフォークを刺した...
2022.07.02 06:27これはペンネームではありません(桜間注:歌会の話ね)冬嶋ちゃんが『書いたはいいけど、やはりブログに載せづらい』と言っていたので、こちらに転載しておくね。【転載ここから】『これはペンです』((円城塔,2014))のもじり、ではなくて。歌会に行きました。人生初歌会、初対面の人々、で、深く気疲れした((うまい気遣いはできないのに、気疲ればかりするの、損ではないだろうか。八つ当たりめいた憤りを感じる。))。が、その衝撃の波からゆっくり回復するにつれて、楽し...